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【恋愛心理学】期待すると期待通りになる?ピグマリオン効果とは【心理学部生が解説】

2021/10/5

 

恋愛で使える心理学「ピグマリオン効果」とは?

 

こんにちは、Rです。

 

今回は、恋愛で使える心理学「ピグマリオン効果」についての記事です。

 

この記事を読むとわかること

  • ピグマリオン効果とは?
  • ピグマリオン効果を使う方法
  • 実際にあった話



この記事の執筆者

 

この記事は、心理学を専攻する大学生に執筆して頂きました。

 

「ピグマリオン効果」以外の心理学も紹介してくれていますので、ぜひ最後まで参考にしてくださいね。

 

心理学専攻卒の管理人も監修しています。

R

 

記事末には参考文献も載せていますので、気になる方は要チェックです!

 



ピグマリオン効果とは?

 

ピグマリオン効果とは、簡単に説明すると「期待されると期待通りに行動してしまう」という現象です。

 

これは教育心理学の分野で用いられる用語です。

 

なぜ教育心理学で用いられるのでしょうか。

 

それは、アメリカの心理学者であるローゼンタールがジェイコブソンとの共同研究により、「教師の抱く期待によって生徒の学習成績に影響が出る」ということを明らかにしたからです。

 

なので別名、「教師期待効果」または「ローゼンタール効果」と呼ばれています。

 

これはローゼンタールらが行った実験的な場面だけでなく、日常的な場面でも観察される現象です。

 

ピグマリオン効果と恋愛の関係

 

ピグマリオン効果は、教育心理学の分野で明らかにされた現象ですが、実は恋愛においても応用が可能なのです。

 

これは「相手に期待する」というところから始まります。

 

とはいえ、相手に期待するだけでは何も変わりません。

 

では、どうしたらいいのでしょうか。

 

それは、相手に「期待していることを分かってもらう」ことです。

 

期待していることを分かってもらう1番の方法は、相手を「褒める」ことです!

 

どうやって褒めたらいい?

 

褒められると嬉しいですが、実際に誰かを褒めようと思ったとき、なんとなく難しい感じがしますよね。

 

そういう時は、シンプルな言葉を意識して相手を褒めてみましょう。

 

例えば、「今日も素敵ね」「センスあるね」「さすが!」と言った言葉です。

 

「かわいい」や「かっこいい」という言葉は、人によって受け取り方が違う場合があります。

 

ですので、どなたにでも広く使える「素敵」という言葉を使用するのが無難でしょう。

 

また、「センスあるね」や「さすが!」という言葉は、お召し物以外にも使えるため、使いやすく便利な言葉です。

 

他にも褒め言葉を考えてみました。

 

参考にしてみてください。

 

〈行動を褒める〉

 

●誰にでもできることではないですよ。

 

◯◯さんだからできたことです。

 

●◯◯さんの行動からは、(人や動物・植物など)への想いが感じられます。

 

〈思考を褒める〉

 

●私には思いつかない考え方でした。尊敬します

 

●多角的な視点から物事を捉えることができて素敵です。

 

●◯◯さんの考え方が世の中に広まればどれだけ良い世の中になるのでしょうか。

 

〈身につけているものを褒める〉

 

●私、◯◯さんの(身につけているもの)、とっても好きです。

 

●◯◯さんらしいお色で素敵ですね、よくお似合いです。

 

●(季節の花の名前)を連想させる、今の時期にぴったりのデザインですね。

 

褒める時に注意するべきこと!

 

褒める際に注意することはズバリ、「ネガティブな言葉を使いすぎない」ということです。

 

褒めるのにどうしてネガティブな言葉について話すかというと、「褒めること」には2種類あるからです。

 

1つ目は褒め方の章で紹介した「相手だけを」単純に褒めるという方法、もう1つは「自分を下げて」相手を褒めるという方法です。

 

後者をやり過ぎてしまうと嫌味に聞こえたり、あなたにネガティブな印象を持ちかねません。

 

実際にアメリカで活躍した心理学者のアッシュは印象形成についての実験を行いました。

 

アッシュは1946年に印象形成についての実験を行い、特性リストの中で影響の大きい中心特性と影響の小さい周辺特性を示し、

 

全体として統合的な一つの印象が形成されるとするゲシュタルト的観点を提示した。

 

引用 「心理学辞典 新版」 2020 誠信書房

 

この実験の結果を簡単に述べると、個人の特徴が記されたリストに「冷たい」という文字が加わっただけで、対人魅力が下がるという研究結果が得られました。

 

このアッシュの実験結果からも、ネガティブな印象を与えかねない言葉の連発は回避すべきだと言えます。

 

成功例はあるの?

 

私は心理を専攻する大学生です。

 

その大学で友人ができました。

 

私の友人はこの「ピグマリオン効果」と「光背効果(ハロー効果)」をうまく利用し、恋人を作った一人です。

 

光背効果(ハロー効果)とは

光背効果とは、ある人物の1つの特性が好ましい、あるいは好ましくないものであれば、その評価を全体的評価まで拡大し、

 

他の特性も好ましいものだろう、または好ましくないだろうと判断してしまう傾向のことである。

 

「1ページ講座 理学療法関連用語~正しい意味がわかりますか?光背効果(halo effect)」加藤 勝利 医療法人輝生会在宅総合ケアセンター成城

https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.1551106760(最終閲覧日:2021101日)

 

その友人は初めて会った時に相手を笑顔で「褒めちぎる」というレベルで褒めました。

 

この行動で「明るくて自分を認めてくれる人」という印象を与え、結果的に好印象となったのです。

 

その後も期待を褒めることによって伝える、つまり「ピグマリオン効果」をうまく利用しました。

 

数ヶ月後、友人とその相手はお付き合いを開始しました。

 

ところで「心理学」と聞いて、「心を読む」「メンタリスト」というイメージを持つ方もいると思います。

 

大学の同じ学科の人でもそう思っている方が多数いました。

 

しかし、実際に大学で学ぶ「心理学」は、心の読み方ではなく、心の仕組み、歴史、情動が発する仕組み、心理的援助を学びます。

 

直接的に恋愛で応用する方法は学びません

 

なので、友人のこのピグマリオン効果と光背効果の恋愛の応用についての話を聞いて、大学で学ぶ心理学を日常生活で利用することができるのかと驚いたことを覚えています。

 

驚きと同時に心理学が身近なものであると実感しました。

 

心理学の知識は使わなければ損ですよ!!

 

6.まとめ

 

さて、今回はピグマリオン効果をはじめとしたいくつかの現象を紹介しましたので、一緒におさらいしましょう。

 

  • ピグマリオン効果

ピグマリオン効果とは「期待されると期待通りに行動してしまう」というローゼンタールらによって発見された現象。

→この「期待」を「褒めること」により伝えましょう!

 

  • 印象形成

アメリカで活躍した心理学者のアッシュが行った研究。

個人の特徴が記されたリストに「冷たい」という文字が加わっただけで、対人魅力が下がるという研究結果が得られた。

→ネガティブな印象に繋がる言葉は避けましょう!

 

  • 光背効果

目立ちやすい特徴に引っ張られて評価してしまうこと。ハロー効果とも言う。

→笑顔で相手を褒めて、明るい印象を与えましょう!

 

「褒められると伸びる」という言葉が、ローゼンタールらによって証明された今、利用しないわけにはいかないでしょう!

 

「期待」を「褒める」ことによって伝えてみてください。

 

心理学の知識を良好な人間関係作りに活用してくださいね。

 

参考文献

 

(参考文献:「心理学辞典 新版」 2020 誠信書房)

 

 

 

最後に

 

以上、「ピグマリオン効果とは?」でした。

 

いかがでしたでしょうか。

 

他の記事でまたお会いしましょう!

 



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