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【恋愛心理学】長続きの秘訣!サーモスタット効果とは?【心理学専攻が執筆】

2021/10/7

 

【恋愛心理学】サーモスタット効果とは?【心理学専攻が執筆】

 

こんにちは、Rです。

 

今回は、「サーモスタット効果」についてご紹介します。

 

吊り橋効果や単純接触効果は知っている方が多いですが、「サーモスタット効果」はなかなか聴き馴染みがないのではないでしょうか。

 

是非覚えていってくださいね。

 

この記事を読むと分かること

  • サーモスタット効果とは?
  • サーモスタット効果を使うメリット・デメリット
  • 実際のエピソード



この記事を書いてくれた方

 

この記事は心理学部を卒業し、大学院でも心理学を専攻している方に書いて頂きました。

 

心理学専攻卒の管理人も監修しています。

R

 



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「サーモスタット効果」で関係を長続きせましょう

 

今回の記事は、恋人がいる方に特にお役立ちな「サーモスタット効果」についての情報をお伝えしたいと思います。

 

好きな人、気になる人がいる方にも実は役立つ内容です

R

 

サーモスタット効果とは、相手への干渉度のバランスを意識することを指す心理学の用語です。

 

この効果を恋愛に利用すると、相手との関係性を維持することに役立ちます。

 

大好きな彼·彼女とずっと一緒に居るために、この記事を読んでサーモスタット効果について学んでおきませんか?

 

「サーモスタット効果」とは?

 

 サーモスタット効果についてご説明するのにあたって、一つ面白い研究をご紹介いたします。

 

アメリカで行われた40組のカップルを対象にした親密度実験によると、マジックミラー越しに女性がほかの男性と楽しく話している姿を彼氏に見せたとき、彼氏の体温と脈の速さが通常時の1.7上昇したことが確認されました。

 

また、違う実験では女性が彼氏の体に密着し、60分間、彼の事を根堀り葉掘り聞くことを繰り返すと、彼氏の体温と脈の速さが通常時の1.6上昇したのです。

 

この場合、体温や脈拍は上がった原因は、心理ストレスを受けたせいだと考えられます。

 

この2つの実験を行ったあと、カップル同士の体の密着度や距離、会話の量を通常のカップルと比べると、親密度が実に約4割下がったという結果が出ています。

 

この結果を見ると、男性は「自分の恋人から相手にされない状況」においても、「構われ過ぎる状況」においても、ストレスを感じてしまい、嫌気がさしてしまうことが分かります。

 

サーモスタット効果は、温度の自動調節装置のサーモスタットのはたらきから名前がつけられています。

 

サーモスタットによって、水槽の温度を常に一定に保つことで、その水槽内で飼われている魚が長生きすることが出来るということに由来しているのです。

 

同じように、男性に対しては、落ち着いて接し過ぎても、強い関心を持って接し過ぎてもうまくいかなくなってしまうということなのです。

 

これを改善するために、干渉と無視のバランスを保つように意識すること。

 

それがサーモスタット効果です。

 

「これは男性にしか使えないってこと?」と思ったそこのあなた、大丈夫です。

 

サーモスタット効果は、女性との付き合いを長続きさせることにも十分に利用することができます。

 

意識することは、女性相手の場合は特に「物理的距離」が重要となってきます。

 

女性の場合は、「近接の要因」という、物理的距離が近いほど心理的距離も近くなるという心理が働きやすいです。

 

つまりどういうことか。

 

彼女との関係を長く継続したいのであれば、できるだけ一緒に過ごす時間を増やすことが有効だということです。

 

芸能人の離婚や破局の理由として、「価値観の違い」について言及している場面を見たことがある方は多いのではないでしょうか?

 

恋愛心理学の視点で考えると、「価値観の違い」という言葉の背景には、生活リズムの違いなどによって、2人の時間が減ってしまい、女性の方に寂しさが募り、「自分って相手にとって必要なのかな?」と存在意義がわからなくなってしまったり、「付き合っている意味ってあるのかな?」と思い悩んでしまったりして、結果として別れを選択しているということが想定できます。

 

仕事や学業などのやらなければならないことがあると、どうしても忙しく、恋人との時間は後回しになってしまうこともありますが、恋人との関係を長く継続するためには、少しの時間でも一緒に過ごすことが大切になってきます。

 

時間がとれない場合には、電話やメールをして、女性の気持ちに寄り添ってあげることも効果的かと思います。

 

勿論、直接、会って目と目を合せて言葉を交わすことが、お互いにとって幸せでとてもいいことではありますが、会うことが出来ないならば、会えないなりに工夫してみることも必要でしょう。

 

サーモスタット効果を使うメリットとデメリット

 

ここからは、メリットデメリットについてご紹介します。

 

メリット

 

恋は盲目。

 

なんていう言葉がありますが、サーモスタット効果には、この状況から脱することが出来るというメリットがあります。

 

相手との距離感について考え、バランスを保ち、接し方を調整することで、「彼/彼女しか見えない!」という状態から、脱することが出来、恋人と適正な距離で関わることが出来ます。

 

サーモスタット効果について詳しくご説明した際に、恋人に対しては冷たすぎても、熱い気持ちで接し過ぎてもよくないというお話をしました。

 

これを聞いて貴方は、どう感じましたか?

 

「もっと彼/彼女にかまってあげないと!」と思った方も多いのではないでしょうか?

 

そんな方に少しだけご注意です。

 

好きだから相手のそばにずっといてあげたい、望むことはなんでもしてあげたい、なんてことを考えたことはありませんか?

 

かなり熱がこもって、盲目状態になっているかもしれません。

 

特に男性が持っている傾向が高い考えに「釣った魚には餌をやらない」というものがあります。

 

そうした考えを持った男性にとって、手にいれた、つまり付き合っている恋人にはありがたみを感じる存在ではありません。

 

まるで当たり前に私たちのそばにある空気と同じように、恋人の存在を捉えている男性も少なくないでしょう。

 

そのような男性が追いたくなるのは、「手に入りそうで入らない」距離感に居る相手です。

 

恋人にかまい過ぎている方は、あえて異性の友達に連絡をしてみたり、2人で過ごしている時に会話に挙げてみたりして、ヤキモチを妬かせてみてもいいかもしれません。

 

よくないのは、束縛に束縛を重ねていってしまう状態に陥る事です。

 

それは続けていけばいくほど、また相手の行動を嫉妬深く気にするほどに、その関係性は終わりへと着実に一歩ずつ近づいていってしまう可能性が高いです。

 

そのような悲しいことが起きないように、サーモスタット効果をうまく利用して、悪循環から抜け出しましょう。

 

また、それとは逆に、「恋人にうまく甘えられない」「つい冷たくしちゃう」という方も、落ち着いて接するだけではなく、気持ちを相手に傾けて接するように意識することで、その状況を改善できるかもしれません。

 

そう、サーモスタット効果は、相手との距離感を意識して、関係性を保つ為に、自身の行動選択に役立てることを指します。

 

デメリット

 

サーモスタット効果のデメリットは、バランスを保つことに意識を向けすぎてしまって、突然対応を変えるといった急な行動に出てしまうことや、意識し過ぎて、恋人との関係にストレスを感じてしまうといったことに繋がってしまう可能性があることです。

 

こうした事態を避けるためには、ずばり、恋人との関係について考えるのは、恋人と一緒ではない時間にリラックスした状態で行うことがよいでしょう。

 

ふと一息ついてお茶を飲みながら、最近の2人の関係についてぼんやりと考えてみて、「おや?」と思うところがあれば、行動を変えてみてください。

 

/彼女と一緒に過ごすときには、なるべく考えすぎないように、心から楽しいと思えるそんなお時間を過ごしてくださいね。

 

実際のエピソード

 

次に、サーモスタット効果を利用した実体験についてお話ししようと思います。

 

これは、現在お付き合いしている彼との関係性に悩んだ時に、私が実際にサーモスタット効果を利用して、彼との時間の持ち方を改善したという実体験です。

 

私と彼は、同年代なのですが、私は現在、大学院に通っている為、彼は社会人、私は学生をしています。

 

当然、2人の生活リズムには違いがあります。

 

平日、私は課題をこなすために夜更かしすることがありますが、彼は翌日の仕事のために早めに休息をとることもありますし、休日も私は出かける予定があっても、彼は平日の疲れを癒すために一日家にこもっていることもあります。

 

最初はそこまで問題はなかったのです。

 

お互いにお互いの生活の忙しさは理解しているつもりでしたし、あまり干渉しあわない関係性であったため、喧嘩をすることなどもありませんでした。

 

しかし、そんな生活が長くあってきた頃、少しずつ2人の関係がギクシャクしはじめたのです。

 

特に何か、大きな喧嘩をしたといったことがあったわけではありませんでした。

 

ですが、なんとなく、それまでは時間がないから仕方ないと思えていた、ただ「おはよう」や「おやすみ」といった挨拶だけの連絡をすることなどに抵抗を感じる瞬間が増えていました。

 

もしかしたら、これは別れの予感なのかもしれないと彼との関係に危うさを覚えました。

 

「一体、何が起こっているの?」と思っていたときに、よく私の相談に乗ってくれる友人がサーモスタット効果について教えてくれました。

 

話を聴いたときに、「私たちはお互いに干渉しなさ過ぎているのかもしれない」ということにようやく気が付きました。

 

そこで、私はその日の夜に彼に、「ねぇ、最近、2人で出かけていないよね?今度の休日、どこかいきませんか?」とLINEしました。

 

すると「僕もそう思っていた。いいね。行こうか」となり、私たちはその後、久しぶりにデートをしました。

 

とても楽しい時間が過ごせたなと思いました。

 

それは彼も同じだったようです。

 

いつも電話をすると、疲れた声をしていましたが、この日は休日だったこともあるとは思いますが、とても明るく楽しそうな声で、その姿を見て、「あぁもう少し時間を持てるようにしないと」と反省しました(笑)。

 

サーモスタット効果について知り、彼との時間の持ち方や接し方を意識するようになってから、彼との関係に危うさを感じることはなくなりました。

 

まとめ

 

さて、いかがでしたでしょうか?

 

今回は、恋人との関係を長続きさせるために効果的なサーモスタット効果についてご紹介いたしました。

 

彼·彼女との関係に悩んでいるあなた、サーモスタット効果を利用して、恋人との関係を見つめなおし、上手な距離感の保ち方を模索してみては?

引用文献

「メンタリズムで相手の心を97%見抜く!操る!ズルい恋愛心理術」 ロミオ·ロドリゲスJr. (2017.) SBクリエイティブ

 

 



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