独学で心理学を勉強したい!おすすめの本はある?
これらの疑問にお答えします
【筆者情報】
・大学で心理学を専攻
・本を大学時代に1000冊以上読む
・2018年から産業カウンセラー/心理カウンセラー/メンタルコーチ
この記事を読むと分かること
・独学のための心理学本
・初学者でも分かりやすいおすすめの本
・がっつり学びたい人向けの専門書
「1冊だけで良い」「1冊を本気で極めたい」という方はこちら▼
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参考【この本だけでOK】本気で心理学を学びたい人向けの1冊【心理大卒カウンセラーおすすめ】
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初学者の方には今からおすすめ本をご紹介していきます!
では早速みていきましょう!
独学したい人向け、おすすめ本6冊
初学者が学ぶのに適している順に載せています。
(適しているというのは私判断ですので予めご了承ください)
- 心理学に興味がある人
- 独学で勉強したい人
- どんな本を読めばいいのかわからない人
これらの方に向けてご紹介していきます。
それでは見ていきましょう。
1.「図解 心理学用語大全 人物と用語でたどる心の学問」
監督:斎藤 勇 著:田中 正人 イラスト:玉井 麻由子
本書は、人の心理にかかわる小難しい理論もすっと理解できる、ビジュアルメインの図解用語辞典。
約100人の心理学者と150以上の用語を解説。
その特徴は、「深い」そして「つながる」こと。
用語同士の関連、心理学者の関係性なども、シンプルな図解で表現されていて、印象に残りやすい。
仕事や人間関係などで必ず役立つ教養としての心理学が、楽しみながらしっかりと身に付く本。
初学者の方でも、結構心理学を学んできたという方でも手元においておきたい1冊です!
(↓数字を押すとページをめくれます)
可愛らしい絵で分かりやすいですね!
ここまで分かりやすい図解の心理学の本はないように思います。
大学のテスト期間にこの本欲しかったです(笑)
Amazonでの評価は、「星4.2 (2021/04/01現在)」です!
個人的にはかなりおすすめですよ
「心理学」は範囲が広いので、この本で全体を把握してから好きな分野を掘り下げる方が良いと私は思います。
2. 「本当にわかる心理学」
著:植木 理恵
◆科学的根拠を重視!
そこで本書では、心理学の基礎から実践的な知識までをやさしく解説します。
特に、実験、観察、測定、統計、数値化などの科学的根拠を重視し、これらの結果から、明らかにされた人のこころの中を「本当にわかる」まで紹介します。
◆実際に使える手法が満載!
本書に紹介されている手法は、マーケティング、広告、販売促進、あるいは自治体の政策や防犯対策など、すでに身の回りで応用されているものばかり。
これを読めば、人のこころがフシギなくらい見えてきます!
「ホンマでっか!?TV」で有名な植木先生の本です!
植木先生が「心理学について遠慮なく執筆した本」とのこと。
なので、楽しくしっかり心理学について学ぶことができますよ!
Amazonでの評価は、「星3.8 (2021/04/01現在)」です!
(私含め)大学時代の友人たち(心理学専攻)は基本的に植木先生好きでした笑
心理学がフワフワした実態のないものだと思っている方は、「全然違う」ということが分かるのではないでしょうか。
3 . 「心理学(新版)New Liberal Arts Selection」
「心理学(新版) New Liberal Arts Selection 」
著:無藤 隆/ 森 敏昭/遠藤 由美/玉瀬 耕治
心理学とは何か。
どの専門諸領域に進むうえでも基礎となる知識・概念から、最新の研究、専門的な知見までをしっかりと結びつけて整理・解説。
別の記事でもご紹介しましたが、「心理学を本気で勉強したいならこの本!」という感じです!
1、2番目の本である程度心理学の楽しさなどが分かり、「もう少し本格的に学びたいなあ」という人向けの本だと思います。
Amazonでの評価は、「星4.6 (2021/04/01現在)」です!
初めからこの本で勉強し始めても良いですが、人によっては挫折する可能性が高いので3番目にご紹介しました。
これを辞書的に持っておくだけでも良いのかなと思います。
4. 「ポジティブチェンジ」
著:メンタリストDaiGo
時間・言葉・友人・モノ・環境・外見・食事。
7つのスイッチで、あなたは激変する!
楽しみながら自分を変える「ポジティブ・チェンジ」で「なりたい自分」になる方法を教えます。
たった5週間で人生を変える最強の心理術。
4冊目は少し大衆的な心理学の本です。
「学術的な心理学」を「世の中で求められる心理学」「自分を変えるための心理学」に変換しましょう!
この本を読めばそれができると思います。
結構前の本なので、最近のDaiGoさんの本でも良いかもしれませんね。
Amazonのでの評価は、「星4.3 (2021/04/01現在)」です!
「学問的な心理学」と「一般的にイメージされる心理学」の差は、クラシック音楽と大衆音楽の差のようなものだと思います。
経済学に近いのがテクニック系の心理学で、みんなが知りたい系の心理学かなと思います。
5. 臨床心理学
ここまでは基本的な部分を学ぶことができる本のご紹介でしたが、5冊目からは「もう少しガッツリ学びたい人向け」に専門分野の本をご紹介します!
専門分野の中で人気があるのは、①臨床心理学 ②認知心理学 ③社会心理学です。
人気の専門分野
①臨床心理学:カウンセリングなど
②認知心理学:どう認識するか、感じているか、脳科学など
③社会心理学:性格や集団心理など
「心理カウンセリングなどに興味がある方」「看護師さんや教職員の方で臨床心理学に興味のある方」には、この本が分かりやすくておすすめ!👇
著:下山 晴彦
Amazonでの評価は、「星3.9 (2021/04/01現在)」です!
イラストもふんわりした感じで読みやすい本でした。
著者である「下山 晴彦」先生は他にも多数の本を執筆されていますので、気になる方は検索してみてください。
教師の方や看護師さんなどにオススメの本です。
6. 社会心理学
「社会心理学 (補正版) New Liberal Arts Selection」
著:池田 謙一/唐沢 穣/工藤 恵理子/村本 由紀子
基礎理論から,関連領域にまたがる応用的知見まで,社会心理学の全体像がわかる。
丁寧な叙述で,図表,コラム,文献案内,確認問題などのツールが自学にも最適!
社会という多層的制約の中に生きる人間の心の仕組み・ダイナミズムを解読する。
私たちが日常直面する、現代の幅広い社会的事象や問題に対し、構造的な洞察力を養うための、決定版テキスト。
やっぱり有斐閣シリーズは強いです!
古今東西の実験・研究がたくさん載っていますので、知るだけでも楽しいですよ。
「性格心理学」や「大衆心理学」について知りたい方には、圧倒的にこの本がオススメです。
ここまで勉強する必要は正直そこまでないと思いますが、独学でのめり込んで学びたい方はこれぐらいの専門書を読むのが楽しいのかなと思います。
Amazonの評価は、「4.7(2021/04/01現在)」です!
まとめ
以上、「独学したい方向け、心理学おすすめ本6冊」でした。いかがでしたでしょうか。
6冊の本が少しでも独学のお役に立てれば幸いです!
最後までご覧いただきありがとうございました!
ではまた、別の記事でお会いしましょう!