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【恋愛心理学】恋愛の始まりに使うハロー効果【心理学部生が執筆】

 

恋愛の始まりに使うハロー効果

 

こんにちは、Rです。

 

皆さんはご自身の第一印象が良いと思いますか?

 

それともあまり良い印象を持たれないでしょうか?

 

イケメン、美女は第一印象で得をしているのでしょうか?

 

また、第一印象はどのぐらい持続されるものなのでしょうか?

 

今回は、第一印象に関する心理学、「ハロー効果」についてご紹介します。

 

こんな方におすすめ

  • ハロー効果とは?
  • ハロー効果のメリット・デメリット
  • 実際の体験談



この記事の信頼性

 

この記事は大学で心理学を専攻している大学生に書いて頂きました。

 

心理学専攻卒の管理人も監修しています。

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1. ハロー効果とは?

 

ハロー効果halo effect)とは、ある対象を評価する際、評価する人が知覚した特徴への評価を、他の全ての特徴への評価として捉えやすい傾向のことです。

 

つまり、ある側面への評価が他の側面の評価に影響を及ぼすということです。

 

例えば、ある人の容姿が好ましいと感じたとき、その人の服装や能力など他の側面についても好ましいと評価することが挙げられます。

 

清潔感があると、性格も良いのだろうと推測することが多いですよね。

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2. ハロー効果の詳しい解説

 

ハロー効果という言葉をアメリカの心理学者であるエドワード・L・ソーンダイク(Edward Lee Thorndike)が論文で発表しました。

 

ソーンダイクはネコを使った問題箱の実験で有名であり、ハロー効果の他にも効果の法則などを提唱しています。

 

ハロー効果のハロー(halo)には後光という意味があります。

 

それゆえに、後光効果光背効果とも呼ばれています。

 

ほんまでっかTVに出演されている心理学者の植木理恵さんがハロー効果が後光効果と言われる所以についてわかりやすく説明しています。

 

後光とは仏像やキリスト像の背後にある、あのボワッとした光のようなものである。

 

ただの木彫りの像であっても、この後光があると、それだけで神々しく、ありがたいものであるように見えてしまう。

 

人間もそれと同じで、「美人である」というたった一つの特徴がまるで後光のように光り輝き、あたかもその人の「すべてが」すぐれているようにみえてしまう。

 

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「美人である」という良い特徴だけでなく、「姿勢が悪い」といった悪い特徴も後光のような働きをもち、その人の「すべてが」悪いようにみえてしまいます。

 

管理人は猫背なので、今後は良い姿勢を意識しようと本気で思いました

R

 

良い・優れた特徴が他の側面の評価にも影響を及ぼす効果をポジティブ・ハロー効果といいます。

 

また、悪い・劣った特徴が他の側面の評価にも影響を及ぼす効果をネガティブ・ハロー効果といいます。

 

3. ハロー効果を使うメリットとデメリット

 

人はどのような特徴の評価他の特徴の評価へとつなげやすいのか。

 

それは、身体的魅力です。

 

身体的魅力は顔だけではなく、スタイルや身だしなみなども含まれます。

 

そして、身体的魅力は異性を魅力的であると思うかどうかに大きく影響します。

 

身体的魅力とハロー効果がどれほど関連しているかは以下の実験で証明されています。

 

 E. ウォルスターら(1966)の実験では,大学新入生が歓迎パーティの席で初めて会った異性の相手に対していだいた好意度と相手のさまざまな属性の関係が調べられた。

 

その結果,彼らの感じた好意度と関係していたのは,相手の性格でも学力でも意見でもなく,身体的魅力だけであった。

 

身体的魅力は、性格や能力などの内面的な属性と異なり,外部から一見しただけで比較的簡単に判断することができる。

 

この点で,とくに対人魅力の初期の段階で大きな力をもっている。

 

また,「きれいな人は,明朗でセンスもよい」というように,ハロー効果(halo effect)によって身体的魅力が他の属性の判断にまで及ぶことも,理由の一つであろう。

 

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ハロー効果のメリットは、1つでもある特徴に対し好感をもってもらえると、それはその人全体への好感にもつながることです。

 

ハロー効果のメリットにもデメリットにもなる、ハロー効果を用いる際に気を付けなければならないことは効果が持続するものではないということです。

 

先ほども登場した植木理恵さんは著書で次のように言っています。

 

「美人は三日で飽きる」ということわざだって存在する。

 

しかも、これは、心理学的にも事実と言えるのだ。

 

なぜなら、ハロー効果の「有効期限」は意外に短命であるから。

 

相手の内面を知れば、美人でも不美人でも性格や能力に対する評価が平均化され、ハロー効果の威力は減少してしまうことが実証済みである。

 

ハロー効果によって好ましいと評価されたとしてもそれは一時的なものです。

 

その後の言動や外見、その人の性格によって好ましいという評価が継続するかどうかがかかっています。

 

例えば、高学歴の人が他者から信頼できる、仕事ができるなどの好ましい印象をもってもらえたとします。

 

その後、高学歴の人が他者の悪口を言う、身だしなみを整えていないなどの行動をとると、高学歴というポジティブ・ハロー効果の威力はなくなってしまいます。

 

一方で、人と話すことが苦手で、不愛想と評価され、好ましくない印象をもたれたとします。

 

その後、業績が良いや気遣いができるなどの行動や性格によって、ネガティブ・ハロー効果を消滅させることができます。

 

注意しなければならないのは、ハロー効果は時間経過によっても威力が減少しますが、その人の言動、性格、外見によっても威力を減少させることがあることです。

 

4. 実際の体験

 

ハロー効果を体験したときのお話をしたいと思います。

 

今回、お話する体験は私がハロー効果を使って好きになってもらったのではなく、ハロー効果によって相手を好きになったお話です。

 

私は塾でバイトをしていました。

 

その塾には、数学が良くできる人がいました。

 

その人をAさんと言いたいと思います。

 

Aさんは1つ年齢が上の方で、よく周囲の人から頼られていました。

 

難しい問題があっても、すらすらと解き、わかりやすく解説していました。

 

私は直接Aさんと話をすることはなく、見ているだけでした。

 

塾に通っている高校生や中学生からのあらゆる質問に簡単に答えたり、質問がないときは一人で静かに座っていたりして落ち着きがあったりしました。

 

振り返ってみると、これがハロー効果だったのかもしれません。

 

「数学ができて、周囲から頼られている」ということがAさんに対して好ましい印象を形成し、その後のAさんの言動はすべて良く見えていたのでしょう。

 

中高生からの質問に答えられないときもあったかもしれませんが、ハロー効果により答えられているときの印象が強かったのかもしれません。

 

そして、落ち着きがあるように見えましたが、実は自分から話しかけるのが苦手だったのかもしれません。

 

しかし、当時の私はそれらから頼りがいのある大人っぽさを感じました。

 

Aさんに好意を感じ始めたとき、バイトの先輩や同期を介してAさんとは何度か話をする機会がありました。

 

Aさんは優しく話を聞いてくれました。

 

そして、話をしてみて、わからないことがあれば調べたりと知的探求心があることを知り、ますます好きになりました。

 

ハロー効果の持続時間は短いので、この時はハロー効果ではなく、Aさん自身の性格や行動によって好きになっていたのだと思います。

 

私は恥ずかしくて、Aさんにアプロチすることができなかったので、付き合うことにはなりませんでした。

 

しかし、ハロー効果によって人を好きになることを体験することができたので、次にアプローチをするときは、ハロー効果を使ってみようと思いました。

 

5. まとめ

 

身体的魅力は内面よりもハロー効果として働きやすいです。

 

そして、服装や身だしなみは努力すればすぐに変えることができます。

 

雑誌やネットでお手本となる人を見つけ、その人を参考に変化すれば、身体的魅力によるハロー効果を使うことができます。

 

もし、ハロー効果がネガティブな方へ働いてしまっても、好ましい評価を得られないと諦める必要はありません。

 

ハロー効果の持続時間は短いからです。

 

ハロー効果はあくまでもきっかけに過ぎません。

 

気になる人に好ましい印象をもってもらうために、ハロー効果を使ってみませんか。

 

そして、恋愛を始めてみませんか。

 

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参考文献

 

(フシギなくらい見えてくる!本当にわかる心理学(2010)植木理恵 見本実業出版社)

 

(ベーシック現代心理学社会心理学 明田芳久・岡田浩一・奥田秀宇・外山みどり・山口勧p85

 

最後に

 

以上、「恋愛の始まりに使うハロー効果」でした。

 

 

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