心理カウンセラーに向いている人いない人の特徴
こんにちは、Rです。
今回は、心理カウンセラーに向いている人の特徴5つと向いていない人の特徴3つをご紹介します。
これからカウンセラーを目指す方や、今カウンセラーとして活動されている方は是非ご参考にして下さい。
この記事を読むと分かること
- 心理カウンセラーになるメリット
- 心理カウンセラーに向いている人の特徴
- 心理カウンセラーに向いていない人の特徴
この記事を書いた人
この記事は、このサイトの管理人である私によって執筆されています。
これまで多くのカウンセラーやカウンセラーを目指す人と交流してきた一次情報も元に書かれています。
また、私自身の経験も折り込まれています。
心理カウンセラーになるメリット
心理カウンセラーになるメリットはたくさんありますが、その中でも特徴的なのは「身一つで稼ぐことができる」ということではないでしょうか。
特別な道具も、環境も、必要ありません。
オンラインで通話したり、テキストでカウンセリングを行うことも可能です。
PCがなくてもスマホがあればできます。
場所も、自宅や静かな公園、カフェ、はたまた海外からなど、様々な場所で行うことができます。
理想の自分の生活が、
「自由な時間に仕事ができる」「自分の好きなようにカスタマイズできる」「好きな人と過ごす時間を持てる」という方には結構おすすめです。
また、近年は資格を取ることもハードルが下がってきています。
「心理学とか難しそう」「資格を取る余裕がない」「資格の勉強が続くか分からない」という方にもオススメできる資格もあります。
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心理カウンセラーに向いている人の特徴5つ
ここからは心理カウンセラーに向いている人の特徴を5つご紹介します。
向いている人の特徴5つ
- 穏やかな人
- 自分の機嫌を自分で取れる人
- 人の話を"聴く"ことができる人
- なぜ?を考えられる人
- 人を頼ることができる人
それぞれ詳しく見ていきましょう!
1. 穏やかな人
元々の気質が穏やかな人は向いていると思います。
包容力がある、親しみやすい、落ち着く、癒される、そういうイメージを持たれる方です。
元気がある人や溌剌としている人よりは、どっしりと構えてゆったりニコニコしている人の方が心を開いてもらいやすいです。
他にも、話すのが早い人よりも穏やかな話し方をする人の方が安心できます。
相手と同じぐらいのペースで話すことを意識するといいかもしれませんね。
2. 自分の機嫌を自分で取れる人
2つ目の特徴は、「自分の機嫌を自分で取れる」人です。
人間誰しもイライラしたり落ち込んだりすることはあります。
どんなに寛容な人でも許せないことは存在します。
そんな時に他の人に埋めてもらうのではなく、自分で自分の面倒をみるようにしましょう。
仕事や他人の愚痴を言ったって、一時的にスッキリするかもしれませんが、根本的な問題の解決はしていないからです。
自分を傷つけられるのは自分しかいないのと同じように、自分の機嫌を取れるのは本当は自分だけです。
- 日記を書く
- 美味しいものを食べる
- お洒落をする
- 運動する
- たくさん寝る
- カラオケに行く
- 出かける
- 旅行に行く
など、何でも楽しいことを自分のためにしましょう。
精神的自立とはそれができるということです。
3. 人の話を"聴く"ことができる人
「聞くだけとか簡単でしょう」と思っている人は一定数います。
もしかしたら誰しもが思っているのかもしれません。
しかし、傾聴力があると思っている人の中で本当に傾聴力がある人は1割ぐらいです。
「聴く」ことと「聞く」ことは違うからです。
私の考えではありますが、
- 「聴く」とは、相手の話したいことを聞く
- 「聞く」とは、自分の聞きたいことを聞く
ことだと思います。
相手の物差し、世の中の見方、目線で話を聴くことが心理カウンセラーには必要なことです。
自分の聞きたいことだけを聞いていたり、「自分はこう思う」と自分の話に持っていくというのは「聴く」とは言えません。
既に「聴く」ことができる人は、センスがいいと思うので是非カウンセラーを目指しましょう。
また、今は「聞く」状態だという人も、訓練や意識すれば「聴く」ことができるようになるのでガッカリしないで下さいね。
4. なぜ?を考えられる人
4つ目の特徴は「なぜ?を考えられる」人です。
なぜそう思うのか?なぜそういう行動をするのか?ということを日頃から考えられる人は心理カウンセラーに向いています。
相手の目線で物事を考えられるということだからです。
- 自分もそうだから相手もそうだろう
- 一般的には〇〇だから、相手も〇〇だろう
と考えてしまう人は思慮深いとは言えません。
心理カウンセラーは、どれだけ相手に寄り添えるかが大事です。
自分や一般論は横に置いておいて、相手を通して世の中を見る感覚が必要です。
クライアントはなぜそう思ったのか?なぜ〇〇な行動を取ったのか?
そういうものを共有し、一緒に歩幅を合わせて進んでいきます。
そのため、なぜ?を考えられる人は向いていると言えるでしょう。
5. 人を頼ることができる人
意外に思う方もいるかもしれませんが、人を頼ることができる人もまた向いています。
「自分がどうにかしないと!」と使命感があるのは大事ですが、
助けを呼ぶことができない、弱音を吐けない人はいつか潰れたり、上手くいかなくなります。
「自分が人を助ける」という気持ちや考えは、実は危険です。
実際に心理カウンセラーができることは多くなく、クライアントの人生を歩むのはクライアントだからです。
クライアントの人生の役に立ちたいと思うことは立派ですが、押し付けてはいけません。
また、クライアントの人生を支えるのはあなた一人ではなく、社会全体です。
社会全体で1人の人を支えるのが本来の姿なので、あなたも困ったら誰かにサポートしてもらいましょう。
心理カウンセラーをする上でも、クライアントとの課題を先輩カウンセラーに相談することは推奨されていることです。
人を頼ったり、助けてと言えたりするのは実は強い証拠です。
小まとめ
- 穏やかな人
- 自分の機嫌を自分で取れる人
- 人の話を"聴く"ことができる人
- なぜ?を考えられる人
- 人を頼ることができる人
まだの方はこちら
心理カウンセラーに向いていない人の特徴3つ
ここからは心理カウンセラーに向いていない人の特徴を3つご紹介します。
向いていない人の特徴3つ
- 完璧主義な人
- 正しさが大事だと思っている人
- 自分自身のことを愛せていない人
もしかしたら「この特徴に当てはまるから心理カウンセラーはやめておこう」と思われる方がいらしゃるかもしれませんが、改善すればいいだけのことです。
また、この記事の特徴は私の私観ですので、その決断はご自身の意思で行って下さい。
私の経験や自戒の念を込めて書いています。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 完璧主義な人
1つ目の特徴は、「完璧主義」な人です。
一般的にカウンセリングでは、「宿題」をしてもらうことがほとんどです。
「宿題」というのは「次のカウンセリングまでに〇〇をする」というものです。
目標を設定して、改善できるようにカウンセラーとクライアントが一緒に進んでいきます。
クライアントはしばしば宿題をやりません。
怠惰だからではありません。
クライアントによりますが、何かしら引っかかっている事象があるので前に進めないわけです。
しっかりしている人でも純粋に忘れていたり、疲れてしまっている時もあるでしょう。
そんな時に心理カウンセラーが「宿題をやってこない!なぜだ!どうにかしないと!」とクライアントの行動を許せないと2人の関係は破綻します。
失敗や上手くいかないことを一緒に受け入れて、同じ目線で同じ方向を見れない人は、心理カウンセラーに向いているとは言えないでしょう。
普通の人間関係の場面でも、完璧主義な人とは居心地良くないですよね
2. 正しさが大事だと思っている人
2つ目の特徴は、「正しさが大事だと思っている」人です。
1つ目の特徴と似ていますが、こちらは”べき”という言葉がよく出てきます。
「こうあるべき」「普通〇〇だよ」と。
「自分が正しい」と主張しがちな人は心理カウンセラーに向いていません。
正しさはクライアントが決めます。
社会的な正しさや自分の培ってきた尺度は何の役にも立ちません。
結局相手の目線で世の中を見れていないのです。
その結果クライアントは「自分に寄り添ってくれていない」と感じ、離れていくことでしょう。
日常生活では正しさを大事にしても良いと思います。
ただ、カウンセリング時にどれだけそれを置いておけるのかが大事です。
例えば、とても痩せて見えるクライアントが「自分はすごく太っている、まだまだ痩せないと」と言ったとします。
誰がどう見ても痩せている状態だったとしても、本人にとっては「自分が太っている」ことが真実です。
そんな時に「いや、あなたは痩せている、もっと食べないと」と言ってもクライアントは心を閉ざすだけです。
正しさを主張しても解決しないことがあると理解していないといけません。
3. 自分自身のことを愛せていない人
3つ目の特徴は、「自分自身のことを愛せていない」人です。
自分のことを「どれだけ許せているか」「どれだけ自分を受け入れられているか」。
1度紙に数値化してみることをオススメします。
100%じゃなくても全然良いです。
ただ「どれだけ自分を愛せているか」ということと「仕事の成果」「質の高いカウンセリングができるかどうか」は直結します。
恋愛でも「まずは自分を愛しましょう。自分を愛せない人が誰かに愛してもらいことは難しい。」ということが言われます。
これは仕事でも同じことです。
なぜなら、あなたの足りないものを埋めるためにクライアントが存在しているわけではないからです。
あなたを満足させるために他の人が存在しているのではありません。
自分を満足させるのは自分であること、自分の機嫌は自分で取ること、自分を不快にさせられるのは自分だけであること。
この3つは生きていく上でも重要なことなので覚えておきましょう。
小まとめ
- 完璧主義な人
- 正しさが大事だと思っている人
- 自分自身のことを愛せていない人
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繊細な人が心理カウンセラーになると、、、
ちなみに繊細な人が心理カウンセラーになると、、、?
「自分も鬱傾向だったから同じような人の助けをしたい」
「話すのが好きじゃなくて、聞いてるのが好き」
「友達から相談を受けやすい」
という方が結構いらしゃいますが、大人しめの繊細な方が多い印象です。
そんな繊細な方が心理カウセラーになる、ポジティブな面とネガティブな面を挙げてみました。
ポジティブなところ
- 相手に共感できる
- 寄り添った言葉遣いができる
- 繊細さを武器に稼ぐことができる
繊細な人は鈍感な人の言葉遣いや態度で、いつも傷ついたり疲れてしまったりします。
その分、自分は相手に同じ思いをさせたくないと思って、無神経な言動は控えることができます。
とても優しい人たちですが、普通の会社や職場では鈍感な人が多いため、仕事をするのも一苦労です。
しかし、心理カウンセラーは同じように互いに気を使い合える環境で働くことができます。
自分の繊細さのおかげでクライアントが安心し、課題解決に繋がることが増えます。
自分の気質が、人には真似しにくい武器になります。
ネガティブなところ
- 考えすぎる
- 自分ぐらい繊細な人がカウンセラーになる”べき”と思いがち
- 自分の時間を犠牲にしやすい
反対にネガティブな面もあります。
繊細な人はとにかく自分の頭の中でいろいろ考えてしまいます。
他の人にアドバイスをもらうことが苦手なのかなと思います。
アドバイスをもらっても、今度はそれについて考えてしまうからです。
慎重であるとも言えますが、慎重すぎて「言う必要のあることを言わない」こともあります。
言わなくても察せられるのは自分の繊細さがなせる技だと自覚し、「言われないと分からないこともたくさんあり、そういう人の方が多い」ということを学びましょう。
まとめ
以上、「心理カウンセラーに向いている人いない人の特徴8つ」でした。
いかがでしたでしょうか。
他の記事でまたお会いしましょう!