成績が上がるような効果的な勉強法はある?
資格を取るために自分に合った効率的な勉強方法を知りたい!
これらの疑問にお答えします
【筆者情報】
・受験に失敗し、2浪
・大学で心理学を専攻
・合格率60〜70%の心理系資格に合格
今回は、心理学的、脳科学的に効果的な勉強法をお教えます
この記事を読むと分かること
・4つの学習タイプ
・効果的な勉強法2つ
・五感を使った、脳科学的な勉強法
では早速見ていきましょう!
4つの学習タイプ
はじめに4つの学習タイプをご紹介。まずは自分がどのタイプか把握しましょう。
「何か学習し始める時にどうするのか?」で4タイプに分かれています。
4つのタイプ
①Whatタイプ・・・「何それ?」「どんなもの?」が先にくる人
②Howタイプ・・・「どうやって?」「方法は?」が先にくる人
③Whyタイプ・・・「なんで?」「理由は?」が先にくる人
④Crisisタイプ・・・「やろう」が先にくる人、脊髄反射的な人
あなたはどのタイプでしょうか。
複数ある場合もあります。全部当てはまるかも、という方もいるかもしれませんね。
ポイントは「勉強する時はどのタイプか?」ということです。
どのタイプか把握することで、それぞれに効果的なやる気スイッチを抑えられるからです。
スイッチ
①Whatタイプ・・・「全体像」が分かれば行動できる
②Howタイプ・・・「ステップ式でやり方」が分かれば行動できる
③Whyタイプ・・・「理由、理屈」が分かれば行動できる
④Crisisタイプ・・・「成功事例」「日常的にできること」が分かれば行動できる
私は①と④です。
全体を把握して、とりあえずやるという感じです。
もしくは、やりながら全体を把握する。理屈とか理由とかはあまり興味がないタイプです。
まずは「勉強する時はどのタイプを優先しているか」を知ることから始めましょう。
そしてそれぞれのやる気スイッチを活用しましょう!
効果的な勉強法:1つ目
時間を決める
「33分33秒作業をして5分休憩」「45分作業をして7分休憩」「20分作業して10分休憩」など、いろいろな方法が効果的だと言われています。
ポイントは、「焦らし効果」を使うことです。
「良いところだったのに!」「もう少しできるのに、、」というタイミングで一旦中断することが「次」に繋がるわけです。
「良いところだったのに!」=「作業興奮」と言いますが、いかに「作業興奮」を起こすかが勉強を楽しくする工夫になります。
ポイント
いかに「作業興奮」を起こすか。
少しの工夫で学習効果が変わるなら取り入れるべきです。
効果的な勉強方法:2つ目
五感を使う
五感とは、「視覚」「聴覚」「味覚」「触覚」「嗅覚」の5つの感覚のことです。
これらが活性化する脳の分野・領域は異なります。
また人によって得意な分野が異なるのです。
(鬼滅の刃みたいな…笑)
それぞれ勉強法とともに解説します。
基本的には視覚を使う
ほとんどの人は、図解したり、人物写真を用いたりすると理解が深まりやすいです。
なぜなら使われる脳の領域が広いから。
使われる脳の領域は、「目」→「後頭葉」→「前頭葉」です。
目から情報が入って、脳の後ろの方に一旦情報がいきます。その後、脳の前の方に情報がきます。
割と脳全体を使うので、「勉強をする」ということに関して言えば、「視覚に働きかける方法」が最も効果的です。
私のように視覚が優位でない人もいますが、詳しくは順番に解説していきます。
視覚が優位な人の勉強法
視覚が優位な人の勉強方法は、「図やイメージ、想像力を使うこと」です。
例えば、自分で図や絵を書いたり、人物の顔を検索したり。
また、自分の目標を達成するまでのプロセスが「見えるか」どうかも視覚優位な人の特徴です。
例えば、「合格した状態」をイメージできるかどうか。
「過去問をひたすら解いたら合格するイメージが湧く」のであれば、その勉強法は向いているのでしょう。
「イマイチかな」「80%ぐらいかな」と思うなら、「他のこともしよう」となる。
自分のゴールがイメージできるかどうかが大切なので、イメージができたら自然と行動できるようになります。
自分のゴールが「見えた」から行動したという話を聞きました。
私には無い感覚です。
聴覚が優位な人の勉強法
聴覚が優位な人は、実は、論理的な人です。
脳の分野において、聴覚を司る領域は「言語を司る領域」でもあるからです。
アーティストなど音楽ができる人は、頭のいい人が多いですよね。
使われる脳の領域は、「側頭葉」です。
「絵ではなく言葉でまとめる」「論理的に書き出す」「箇条書きで分かりやすくする」、そうすると頭にスッと入ってきます。
メモ
結論:
→理由:
→具体例:
など。
先の学習タイプの「③Whyタイプ」に通じるところがあります。
なので、「なぜ?」「どうして?」が分かると次に進めます。
触覚が優位な人の勉強法
触覚が優位な人は、体感覚が優れています。
使われる脳の領域は、「頭頂葉」です。運動関連のことを司る領域です(小脳も)。
直感的で感覚的です。なので、体を使う勉強法も良いでしょう。
「気になる分野から勉強する」「気持ちの良い勉強場所をつくる」もしくは「視覚や聴覚を活用する」「筋トレしながら勉強する」などなど。
私はこの体感覚優位タイプです。
私はその日によってやりたい勉強が違ったりするので、計画はあまり立てなくても良いと思っています。
「最低限すること」「最低限の枠組み」を決めてしまうと楽です。
私は最低限の枠組みを決めてしまって、あとは自由に動き回る環境を作っています。
例えば、毎日記事を書きたいと思っていますが、
・毎日でなくてもいい
・内容はその日に決める方がいい
・決め方は、○○を■■する方法がいい
など。自分に「しっくりくる方法」をとっています。
自分にしっくりくる方法が分かれば、自然と勉強できるようになります。
ここまでが「効率的な勉強方法」になります!
味覚・嗅覚が優位な人の勉強法
基本的には上の3つのどれかに当てはまると思いますが、味覚と嗅覚も一応ご紹介します。
味覚と嗅覚は、脳の脊髄の近く「脳幹など」と関係が深いです。
より本能的な領域ということです。
なので、先の学習タイプ④でもあります。④のタイプは、成功事例を探すこと。これでやる気が入って勉強が捗ります。
一例ですが「試験に合格している憧れの先輩から話を聞く」という方法も良いのではないでしょうか。
味覚だけで言えば、頑張ったらご褒美に好きなお菓子やデザート、アイスを食べるとかですね。
嗅覚は、勉強する時に好きな匂いの香水やアロマを使うこと。
匂いでやる気スイッチを入れることができます。
匂いは脳の脊髄部分にダイレクトに影響を与えるからです。
注意としては、条件付けと同じなので、場合によっては「好きな匂い=苦い思い出」になることもあります。
なので勉強する時は「勉強とハーブ系とかのスッキリする匂い」を結びつけたらいいと思います。
試験の前にも同じ匂いを嗅げば、スイッチも入りますからね。
どれか1つだけというよりは、複数の方法を絡み合わせましょう。
一元的な人間はいないからです。
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まとめ
以上、「効果的な勉強法2選」でした。いかがでしたでしょうか。
完全に蛇足ですが、「鬼滅の刃」面白いですよね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ではまた、別の記事でお会いしましょう!